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私、行政書士よしきが徒然に感じたことを書きつづります。好きな音楽、スポーツ、社会情勢から昨夜の晩ごはんのメニューまで。さぁ、今日のテーマは?


by fonkyy
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計画どおり。

昨夜はブログ更新をする途中で力尽きてしまいました…

さて、今世の中を騒がせているTM。
私達世代で 「TM」 といえばTMネットワーク。そう、あの小室哲哉氏が率いたバンドです。
しかし、今や 「TM」 といえば、タウンミーティングのことを指す。

行政と市民による意見交換を目的として開催される対話集会のことである。
狭義には、アメリカの一部自治体が開催する住民参加型の政策決定会議をさし、アメリカ民主主義の原点ともいわれている。
タウンミーティングを行うことにより、事業や政策について行政側から一方的に説明されるのではなく、市民の声を聞き市政に反映させ、また、行政の施策を直接市民に伝え、意見交換をすることが可能になる。
2001年5月、内閣府に「タウンミーティング担当室」が設置され、小泉総理をはじめとする内閣官僚と国民との対話がこれまでに全国各地で実施されている。
自治体においても、首長と住民による対話が実施されているところも多く見られる。
直接市民が対話に参加するため、地域の重要な政策の課題を発見する一つの方法として期待されている。


以上、電子政府・電子自治体情報チャネル「電子行政用語集」より

これを読むにつけ、改めて、素晴らしい目的だと感心します。
しかし、実態は 「やらせ質問」 のオンパレード、「社会一般の常識からは理解しがたい単価」 による運営費のばらまき。
果ては、市民との意見交換を目的にしているのに、その市民を恣意的に排除。
上記の定義が正しいのであれば、実際に行われていたのは 「TM」 なんかじゃない。
政権によるイメージ作りであり、世論操作とも言える。
これは、非常に危険な状態であると思う。

今年の9月までに 「TM」 が行われた回数が合計174回。
1回の 「TM」 開催費の平均が1100万円(昨年度)だと聞く。
いったい、この 「TM」 にどのくらいの費用をつぎこんでいるのか、
お時間がございましたら計算してみて下さい。

一方で、「高齢者の医療費引き上げ」 「障害者自立支援法施行による負担増大(現在、負担軽減策検討中だが)」 「母子家庭に給付されている母子加算廃止」など、私達に負担を強いる政策の数々。

…はちゃめちゃですね。

♪今日の1曲 佐野元春 / 警告どおり計画どおり
by fonkyy | 2006-12-14 10:51 | 意見